Delphiでカレンダーを作成してみました!

プログラム言語

Delphi初心者です。
カレンダーを作成してみました。

単純なカレンダーなのですが、Delphiの使い方などを学ぶのにな最適な課題です。
カレンダーのデザインから月の遷移のロジックまで、試行錯誤をしながら作成しました。

沢山のバグを出しながら、ようやく出来上がり、Delphiへの興味も強くなっていきました。
これからそのカレンダーとカレンダーの動きを制御しているソースコードを紹介します。

Delphiとは何かについて簡単な解説

Delphi(デルファイ)は、ソフトウェア開発のための統合開発環境(IDE)であり、プログラミング言語としてObject Pascalを使用します。
Borland Software Corporation(後にCodeGear、Embarcadero Technologiesを経て現在はIDERAに所属)によって開発されました。

Delphiは直感的なビジュアルデザインとコーディングを組み合わせ、Windowsアプリケーションやデータベースアプリケーションの開発を容易にします。
また、クロスプラットフォーム開発も可能であり、Windows、macOS、iOS、Androidなど、さまざまなプラットフォームに対応しています。

Delphiは強力なコンポーネントベースのアーキテクチャを持ち、プログラマーが開発プロセスを効率化し、高品質なアプリケーションを素早く作成できるよう支援します。

Delphiとはどのようなプログラミング言語であるのか?

Delphiは、Object Pascalというプログラミング言語を使用する統合開発環境(IDE)です。Object Pascalは、Pascal言語を拡張してオブジェクト指向プログラミングの機能を追加したものです。
以下に、DelphiとObject Pascalの特徴を解説します。

  1. オブジェクト指向プログラミング(OOP)のサポート: Delphiは、クラスやオブジェクトといったOOPの機能を豊富にサポートしています。これにより、プログラムの構造化や再利用性の向上が可能となります。
  2. イベント駆動プログラミング: Delphiは、GUIアプリケーションやイベント駆動型のプログラム開発に適しています。イベント駆動プログラミングにより、ユーザーの操作に応じてアプリケーションが動作するように設計することができます。
  3. 豊富な標準ライブラリ: Delphiには、数多くの標準ライブラリが付属しており、データベース処理、グラフィックス、ネットワーク通信などのさまざまな領域での開発をサポートしています。
  4. クロスプラットフォーム開発: 近年のDelphiでは、Windowsだけでなく、macOS、iOS、Androidなどのさまざまなプラットフォームに対応した開発が可能です。これにより、単一のコードベースで複数のプラットフォーム向けのアプリケーションを開発することができます。
  5. 高速なコンパイルと実行速度: Delphiのコンパイラは高速で効率的であり、生成されるアプリケーションも高速で動作します。これにより、開発効率の向上やユーザーエクスペリエンスの向上が期待できます。

総合的に、DelphiとObject Pascalは、使いやすさ、効率性、柔軟性などの点で開発者に優れた開発環境を提供します。

カレンダーの作成方法

仕様を決めて、2種類のカレンダーを作成しました。

Delphiを使用してカレンダーを作成する手順の詳細

【カレンダー①】
1.カレンダーを表示する画面を作成する。
2.日曜日は赤字、土曜日は青字で表示する。
3.[前月]と[翌月]ボタンを配置し、表示月を変更できる

【カレンダー②】
1.カレンダーを表示する画面を作成する。
2.日曜日は赤字、土曜日は青字で表示する。
3.日曜日は赤系、土曜日は青系で背景色を付ける。
4.今日の日付は緑の背景色のする。

必要なコードや機能の解説

必要なコンポーネントは、TFlowPanel・TEdit・TButton・TLabelぐらいで、ごくシンプルな構成になっています。
TEditコンポーネントは、日付を設定するため、配列宣言にしています。
edtDay: array[1..37] of TEdit;

機能は「前月」と「次月」ボタンがあり、クリックすると前月または、次月のカレンダーが表示されます。

【カレンダー①】

【カレンダー②】

まとめ

どのような言語でも、感触を掴むためにカレンダーを作ってみるのが良いです。
今回のDelphi学習においても、他の言語を習得した要領でカレンダーを作成しました。

カレンダーの仕様については、お決まりなので対して苦労はなかったですが、それをDelphiで記述することが、予想以上に苦労しました。

Delphiの復活を願い、これにめげずにまだまだアプリを作っていきたいと考えています。

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