C++20の主な特徴
1. モジュール(Modules)
- ヘッダーファイルに代わる新しい仕組み
- ビルド時間の短縮、依存関係の明確化
2. コンセプト(Concepts)
- テンプレートの制約を明示できる機能
- 型安全性が向上し、エラーメッセージもわかりやすくなる
template<typename T>
concept Number = std::is_arithmetic_v<T>;
template<Number T>
T add(T a, T b) {
return a + b;
}
3. コルーチン(Coroutines)
- 非同期処理やジェネレーターのような書き方が可能に
4. 範囲ベースの機能(Ranges)
- より直感的なループ処理やフィルタリングが可能
5. 新しい標準ライブラリ機能
std::span
、std::format
、std::chrono
の強化など
どんなときにC++20を使うべき?
C++20は、C++をさらに強力かつ使いやすくするための進化形です。
ただし、すべての機能が全コンパイラで完全にサポートされているわけではないため、環境によっては部分的に導入するのが現実的です。