C++はオブジェクト指向プログラミング(OOP)を採用している言語の一つであり、「クラス」という概念を理解することが重要です。
C++のクラスの基本から応用までをわかりやすく解説します。
クラスとは?

クラスは「データ(メンバ変数)」と「操作(メンバ関数)」をまとめた設計図のようなものです。
別の言い方をすると、構造体で複数の変数を扱いやすいようにひとまとめにしたものに、さらにデータに関連した処理もまとめたものをクラスと呼びます。
C++では、クラスを使うことでコードの再利用性や保守性を向上させることができます。
例えば、「車」をプログラムで表現する場合、車には「色」「速度」などの属性があり、「走る」「止まる」などの動作があります。これをクラスとして定義すると、次のようになります。


クラスの構成要素

クラスは主に以下の要素で構成されます。
① メンバ変数(属性)
クラスのデータを保持する変数。上記の例では color
や speed
が該当します。
② メンバ関数(メソッド)
クラスの動作を定義する関数。run()
や stop()
がこれに当たります。
③ アクセス修飾子
クラスのメンバ(変数や関数)に対するアクセス制御を行うキーワード。
public
:どこからでもアクセス可能private
:クラス内からのみアクセス可能protected
:派生クラス(継承)からアクセス可能
コンストラクタとデストラクタ

① コンストラクタとは?
オブジェクト生成時に自動的に呼ばれる関数で、初期化を行います。


② デストラクタとは?
オブジェクトが破棄されるときに自動的に呼ばれる関数。
メモリの解放などに使われます。
~ にクラス名をつけた名前で戻り値がない関数がデストラクタになります。


クラスの継承(Inheritance)

クラスの継承を使うと、既存のクラスを拡張し、新しいクラスを作ることができます。


カプセル化とアクセス制御

カプセル化とは?
データを外部から直接変更できないようにし、安全に扱うための仕組み。


まとめ

C++のクラスを使うことで、データと動作をまとめて管理し、効率的で安全なプログラムを書くことができます。
✅ クラスの基本構造(メンバ変数・メンバ関数・アクセス修飾子)
✅ コンストラクタとデストラクタ
✅ クラスの継承
✅ カプセル化とアクセス制御
C++のクラスを理解することは、オブジェクト指向プログラミングを学ぶ上での第一歩です。
ぜひ実際にコードを書いて試してみてください! 🚀
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